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こんにちは、石橋です。

休みが取れたので、バイクで国東半島へキャンプに行ってきました。 この季節の冷たい空気は不思議と心地よくて、走っているだけでいろんな雑音がリセットされていく感じがします。やっぱりバイクはいいですね。

キャンプ場に着いたのは14時ごろで、まずはテントを張ったり、焚き火まわりの準備をしたりとセッティングを済ませました。ひと息ついてから近くのスーパーへ買い出しに向かい、その日の晩ごはんはそこで食材を見ながら決めることに。鮮魚コーナーに並んでいた鯛がすごく良かったので、今日はたいしゃぶ鍋にしよう、とその場で即決しました。

夕方にはちょうど日が沈む時間になり、海がゆっくりオレンジ色に染まっていくのを眺めていました。光が波に反射して伸びていく景色が本当にきれいで、ただ黙って見ているだけで気持ちが落ち着いていくような時間でした。

夜は想像以上に冷え込みましたが、焚き火にあたりながら食べるたいしゃぶ鍋は最高でした。湯気と焚き火の暖かさ、それに熱燗が加わると、身体の芯までほぐれていくようで、あの時間は本当に贅沢でした。焚き火のはぜる音と、遠くで聞こえる海の音の組み合わせは、やっぱり特別ですね。

翌朝は、持ってきていたカレーを温めて“朝カレー”にしつつ、パンとソーセージと目玉焼きも作りました。パンはフライパンで焼いたんですが、火加減を見誤って思いっきり焦げ、驚くほど苦い仕上がりに。もう一枚焼き直してみたものの、二枚目も同じくしっかり苦くて、朝からちょっとした修行みたいになりました。カレーがあって本当に助かりました。笑

寒さはあったものの、そのぶん焚き火の暖かさが染みて、夕日も夜の静けさも、朝の澄んだ空気も全部気持ちよかったです。なんだか久しぶりに心が軽くなるキャンプでした。また気が向いたら、ふらっと走りに行きたいと思える旅でした。