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【実体験】マイコプラズマ肺炎、長引く咳の恐怖。家族を守るための予防法

 マイコプラズマ肺炎 という言葉を最近よく耳にしませんか?
今、特に子どもたちの間で流行しているみたいです。
「うちの子は大丈夫」そう思っていた矢先、娘がマイコプラズマ肺炎に罹患しました。
結果として、2週間近く保育園を休むことになり、看病する私も本当に大変な思いをしました。
今回は、私の実体験を通して、この病気の恐ろしさと、家族を守るための予防法をお伝えしたいと思います。


熱が続き、少し落ち着いてきたころから夜も眠れないほどの咳

娘のマイコプラズマ肺炎は、一般的な風邪と同じような症状で始まりました。
最初の2~3日間は、40度近い高熱が続きました。
特に咳も出ておらず、元気も食欲もあり、すぐに治るだろうと思っていました。
ところが、その後も熱が完全に下がることはなく、37℃台の熱が続いていることに不安を覚えました。
そこでもう一度小児科を受診したところ、もしかしたらマイコプラズマかも…と言われ、レントゲンを撮りました。
撮った画像を確認すると、右肺がモヤがかかったように白くなっていて、
それを見てはじめて肺炎を起こしてたんだと気づきました。

そして、そのころから徐々に咳が出始めたのです。
それまでは全くと言っていいほど咳が出ていなかったのに、です。

日を追うごとに咳は激しくなり、一度咳き込むと止まらなくなりました。
特に夜はひどく、激しい咳の発作で何度も目を覚まし、娘は眠ることすらままならない状態でした。
私も背中をさすったり、水を飲ませたりと、一晩中看病が続きました。
はじめは痰の絡まない乾いた咳でしたが、その後徐々に痰を伴う咳に変わっていきました。
今もまだ咳は治っていません。


家族全員で乗り切るための「予防」と「対策」
マイコプラズマ肺炎は感染力はさほど強くなく、潜伏期間も2~3週間と長いため、
インフルエンザのように急激に大きな流行がおこる可能性は高くありません。
しかし、飛沫や接触で感染が広がるので、接触機会の多い家庭内では広がりやすく、
こどもと共に親も感染するケースがよく見られるようです。
幸い我が家では娘のみの感染で終わりました。

以下に我が家で実践した家庭内感染を広げない対策をまとめました。

1.マスクの着用を徹底する
  特に咳がひどいときは、飛沫が飛び散るのを防ぐために必須です。

2.こまめな手洗いとうがい
  帰宅後だけでなく、家族の看病をした後も、必ず手洗いを徹底しました。

3.タオルの共有は避ける
  家族間でもフェイスタオルやバスタオルは別々に使い、感染経路を断つように心がけました。

4.こまめな換気
  部屋の空気を定期的に入れ替えることで、ウイルスや細菌の濃度を下げるようにしました。


たかが「咳」、と侮ってはいけない

もし、お子さんやご家族の咳が長引いているなら、
「ただの風邪」と安易に考えず、早めに医療機関を受診してください。
マイコプラズマ肺炎は、適切な抗生剤で治療することで完治します。
熱も平熱に戻り、あの激しかった咳もだいぶ収まった今、
やっとのことで保育園にも行けるようになり本当に安心しました。

感染が拡大する今だからこそ、一人ひとりが正しい知識を持ち、
予防に努めることが大切だと痛感しています。
 

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